ドラえもん『ぼくの生まれた日』
どうも、ムーンです。
今日はドラえもんの魅力についてちょっとだけ話します。
ネタバレ要素有りです。
僕はギリギリ大山のぶ代世代で、親が録画してたりしてVHS等で大山版ドラえもんを見る機会が結構あったんですけども
ドラえもんの良いところは、秘密道具とかの非現実的な部分もあり気なんですけど、その中でも現実的な部分が凄い魅力的なんです。
登場人物全員人間の優しい部分をたくさん持っていて意外と人情も感じられる作品なんです。
作品に感動して泣いたことのない僕が胸にジーンとくることが何度もあるので間違いないと思います。
昔テレビで見た話の中で、当時の思考力もクソもなかった僕がなんとなく好きで繰り返し見てた話があるんですけど
それが『ぼくの生まれた日』と『ためしにさようなら』です。
この二つで今日は『ぼくの生まれた日』について話します。
VHSで録画を繰り返し見ていたのですが、中学生で引っ越す時に大半見れないと思って捨ててしまったので、見れていなかったのですが、今日久しぶりに見ました。
当時は普通にテレビでやってたので知らなかったんですが、元々ショート映画として放映された話(2002年)らしくて、それをテレビで流してたのを見てたみたいです。
この話は誕生日でウキウキしてたのび太が色々あってお父さんとお母さんに叱られて家出を決意するもいくあてが無くドラえもんの提案でのび太が生まれた日に行くという話です。
今日これを久々に見た時に感動と懐かしさで涙が止まりませんでした。
作品で初めて泣いたんですが、やっぱりのび太のダメダメな部分に自分を重ねてしまう気持ちがあったのかなと思います。
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特に泣いたのは、のび太のお母さんとお父さんがどっちに似るかと話しているシーンです。
父「君に似たら成績優秀疑いなしだ」
母「あなたに似たら運動なら何でも来いのスポーツマンね」
そしてそれを聞いた二人
ドラえもん「両方の悪いとこだけ似ちゃったんだ」
それを聞いてトボトボ歩いていくのび太
父「学者になるかな 政治家になれかな」
母「芸術家でもいいわね 絵でも彫刻でも音楽でも」
父「なんでもいい 社会のために役立つ人間になってくれれば」
自分に対して大事に思い、期待して叱ってくれていた両親の想いに気付くのび太
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話自体はありきたりかもしれないけど、ダメダメだけど誰よりも純粋なのび太に対してこの話をあてがうことで僕は凄くグッと来ました。
初めて感動して泣いてしまったので思わず書いてしまいました。他にも「がんばれ!ジャイアン」とか良かったです。
すごいです。ドラえもん。
是非機会があったら身近な所に良い作品があったんだと思って見てみてください。
最後にこの話の予告CMで使われたのび太の台詞を記して終わります。
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閲覧ありがとうございました。